ハギの特徴、育て方などを解説してます。
ハギの盆栽の特徴
6月から9月にかけて咲く、蝶のような細かい花がかわいい木です。
マメ科ハギ属の総称で秋の七草のひとつで万葉集に最もたくさん読まれているところからも、日本人に古くから親しまれています。
萩 マメ科/落葉低木
◆原産/日本 ◆観賞期/6~9月
◆樹形/株立ち、模様木、吹き流し、懸崖
ハギの盆栽の日常管理
水やり
生長期の水切れは葉が枯れていたんでしまうので、たっぷりあげて水切れしないようにします。
施肥
玉肥を4~10月の間は月1回施します。
肥料が足りないと花つきが悪くなり葉ばかり茂ってしまい、枝も伸びぎみになってしまうので、不足しないようにしましょう。
ハギの植え替えと用土
できれば年に1回、遅くても2年に1回は植え替えたいです。
時期は3月ごろに、基本用土で行います。
根をしっかりと切って、新いし根に更新させます。
病害虫
風通しがよくないとアブラムシがつきやすくなります。定期的な消毒又は殺虫剤で駆除します。
アブラムシは、新梢のころに特につきやすいです。
油断するとすごい数になって大変なことになりますよ。
冬越し
肥料をしっかり管理していると、幹が太り木に力がついていると、枝が枯れたりしないで冬を越すことができます。
ハギ盆栽のつくり方、作業のポイント
剪定
ハギは花をつけるためには剪定が大切な作業です。
春に新しく伸びた新梢の葉腋に花をつけ、古い前年の枝に花は咲きません、そのため落葉時に花の咲いた枝を、2~3芽のこして切り詰めて、春に短い枝を多くしておくと花がつきやすくなります。
芽かき
枝元や胴に吹く芽は早めに芽かきしてとっておきます。
放っておくと養分をそちらに取られ枝が弱ってしまいます。
針金かけ
枝が細いうちに針金をかけます。
そのときはできるだけ立った枝を、伏せるように針金をかけて広がりがある姿にしていきます。
太くなった枝に針金は効きにくいので、切り戻して新しく吹いた芽から作るのも一つの方法です。
太い枝は硬いです。芽がよく吹くので切り戻しでつくった方がいいですね。
ハギのふやしかた
挿し芽、挿し木と、つきやすいので新梢や梅雨時期に挿します。
実生をするなら、11月ごろにさやからとった種をまきます。
まとめ
春に花をつきやすくするために、落葉期の枝の切り詰めはしっかりしておきましょう。
取り木もできるので、庭木に植えているハギから曲のいいところを取り木してもいいです。